こちらでは、筆者がリファレンス音源として日頃から用いている音源を紹介してみます。砕けた言い方をするなら、機器であれケーブルであれ、これらを用いて評価している、というものです。内容的には、最新の音源ではなく、それなりに長く使っていて耳に馴染んでいるものが多いです。
故・角 好高 さんに敬意を表して。
ビッグバンドジャズのLIVE音源。以前から使っていて耳に馴染んでいるもの。強音から弱音まで、この1曲で分かることは多い。
ロックの名曲『Hotel California』のライブ音源。あまりに有名すぎる音源なので説明は割愛。なお、ショウでこの曲を流すと、なんだかんだ言っても人が集まってくる。
激しめのフルオケの定番。この曲を大音量で鳴らして低音が破綻しないかというのは1つの視点。
宝石のシャワーの如き高音が特徴的。きちんと出音を分離しながら、美しく表現できるか否かがポイント。
太鼓メインのソース。低音の張り、インパクト、立ち下がりに注目しながら聴いている。
ヴォーカルの定位をバチっと決めたい時に最適な音源。
この曲の低音をきちんと描けたら、そのシステムは本物だと思う。超低域を克明に表現するのは至難。
この曲のダイナミックなぶん回しに耐えられるかは、オーディオシステムにとっての試練と言えよう。
寒色系/ハイスピードの機器を評価する際に用いる音源。システムのキレ味が問われる。たとえばHEGELのアンプなどで鳴らすと化ける。